両手いっぱいの10円玉
あるご婦人からの投稿を
ご紹介します。
長女が小学校1年生の秋、交通事故にあい、救急車で慈恵会医大付属・青戸病院へ運ばれ、すぐ手術室へ。
「お願いします。助けてください!」
「大丈夫ですよ。お母さんは待合室でお待ち下さい」
私はショックで取り乱し、ただオロオロと泣くばかり・・・。
そのとき目の前に、両手いっぱいに十円玉をのせた手が差し出されました。
「お母さん、連絡する所がおありでしょう。
これで早く電話なさい。がんばってね」
病院の受付の女の方でした。
私は長男を昼寝させたまま何一つ持たずに家を飛び出してきたのでした。
「ありがとうございます。お借りします」
さっそく、赤電話で主人や実家などに連絡をしていますと、
「大川さん、入院手続きと保証金8万円を5時までにお願いします」とのこと。
主人には連絡がつかず、さあどうしようかと思っていると、先ほどの受付の方が、私のそばに来られてました。
そして
「私、ちょうど持ち合わせがありますから・・・」
1度ならず2度までも、1面識もない私を助けてくださいました。
まさに地獄で仏様に会ったようなやさしいお心遣い、本当に、ありがとうございました。
あれから十三年、娘も来年は成人式。
顔にすこし傷が残りましたが、心のやさしい娘に成長しました。
これからも娘ともども、受けたご親切をお返しできるように心がけていきたいと思っています。
まさに地獄で仏ですね。
でも、冷静に考えるとたくさんの10円玉にしても、8万円という高額のお金も偶然にしては出来過ぎ・・
救急病院の受付の方なら、こういう光景は日常茶飯事なのでしょう!
だから、困った人の為に常日頃から、多分、用意していたのではないだろうか?!
今は、携帯電話があり、病院内にもATMがおいてありガード決済も一般化されている・・
確かに、便利にはなったけど、その分、失われていくものもあるような気がするな!
あなたは悔いのない人生を過ごしてきましたか?!
「旅立つ日」
必ず明日を迎えることを約束された人は、この世に誰一人いません
今、出来ることを大切にしまよう!
あなたが虚しく過ごした今日という日は
昨日亡くなった方が、あれほど生きたいと願った明日
一度きりの人生
何かやり忘れていることはありませんか?
子供の頃に描いていた夢は今はどうなっていますか?
諦めきれない夢はありませんか?
夢に向かって!
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。