南蔵院 林住職のいい話 「叱り方の妙」

運動靴

ある日の夕方、主人が入っているお風呂に、娘のめぐみが運動靴を持っていって洗おうとしました。

その靴というのはその朝、お祖母ちゃんが一生懸命洗ってくれた靴だったんです。

でもお祖母ちゃんの力が弱く、白いところが綺麗になっていなかったんです。

それが不満で娘のめぐみが、もう一度洗い直そうとしまいた。

お祖母ちゃん

「ばあちゃんが洗ったのなんか、少しも綺麗になっていない。
もう一度洗わなきゃならない」

プリプリとして洗い始めました。

お母さんはそれを見て

人がしたことが気に入らないなら自分でしなさい。
あなたが横着なんだ」

と大きな声で娘を叱りました。

ところがお風呂場に先に入っていたお父さんは全然叱り方が違いました。

「めぐみちゃん、せっかくおばあちゃんがお前を思って洗ってくれたのに、
綺麗になっていないからといって、一度も履かないですぐ洗ってはいかんよ。

二日でも三日でも履いてからにしなさい。

お祖母ちゃんがどんなに気を悪くするか・・

まして、歳をとったお祖母ちゃんが洗ってくれたんだから、
ありがとうと言って、二、三日履いてからにしなさい。

そうすれば、お祖母ちゃんだって気持ちが良いはずだよ。

お祖母ちゃんに歳をとったから、靴も満足に洗えなくなったと思わせてはいけない。

落胆させてはいけない。

めぐみ、お祖母ちゃんがあんたの靴を洗ってくれるなんて、
よくよくあんたが可愛いからだよ。

本当なら歳をとったお祖母ちゃんの仕事を手伝ってあげるのが、人の道じゃないかな!

それをお祖母ちゃんが洗ってくれたものを気に入らないからといって、
洗い直しをするなんて、まるで当てつけのようじゃないか。

人間の行為は「ありがとう」と素直に受け取るものだよ。」

めぐみちゃんは、うなずいて風呂場から出て行きました。

このお父さんの叱り方は素晴らしいですね!!

お母さんと同じ様な叱り方をするのが普通でしょう。
イヤ、叱ることさえしないかも知れません。

お父さんの叱り方は愛情に溢れ
人としての、心のあり方までも娘さんに教えています。

こんな叱り方、見習わなければ!


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