お兄ちゃんの手さげ袋

ある若いお嬢さんの投稿を
ご紹介します。


画像の説明

私か幼稚園にバスで通っているころのある日。
いつも迎えに来ているはずの母がいなくて、一人で帰った。

その道は、今の私には短いが、あのころの私にとっては長い道のりだった。
私は幼稚園で習った歌を口ずさみながら、とぼとぼ歩いていた。

ふと気がつくと、まったく知らない所にいて、帰り道がわからなくなってしまった。
そんなとき、手に持っていた手さげの底がぬけて中身がこぼれてしまい、帰れない不安もあって、その場で泣いてしまった。

ヒックヒックと泣いていると、小学二、三年生くらいの男の子が、
こぼれた荷物を拾って自分の持っていた手さげのなかに入れ、渡してくれた。''

私は、 「ありがとう」と言って笑った。

男の子

男の子は、「その手さげ、オレが持っていってやるよ」と言って持ってくれた。

そして帰る方向もわからなかった私に、「家の近くに何かあるの」と聞いた。

「○○神社」と答えると、サッサと歩きだした。
私は男の子の後ろを、必死について行った。

 
しばらくして男の子が立ち止まって、「まよったかも……」と言った。

泣きだしそうになった私を見て、男の子は、「大丈夫だ、ついてこい!」と言って、また歩きはじめた。
今思えば、そのとき男の子も泣きたいくらい不安だったと思う。

お母さん

すこし歩くと見覚えのある所にでた。
遠くで私を呼ぶ母の声が聞こえた。

あたりはうす暗くなっていたから、母は心配だったらしい。
私は母のほうへ夢中で走っていった。
 
男の子が連れて来てくれたことを母に話し、お礼を言おうと振り返ると、男の子の手さげがポツンとおいてあって、男の子の姿は遠くのほうにあった。

手提げ袋

私は大声で、「ありがとう」と言って手をふった。
その手さげを返そうと男の子を探したけど、見つけられなかった。

だから、私は、今でもその手さげを持っている。

こういう話は弱いなあ~!

情景を思い浮かべるだけで涙腺がゆるむ!ってか・・
もうアブナイ!!

大人だって知らない場所で迷子になったら泣きたくなるよね!

ボウズ、偉いぞ!
困った女の子を見捨てずに助けてやったな!!

君は「勇者」だ!!


あなたは悔いのない人生を過ごしてきましたか?!


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必ず明日を迎えることを約束された人は、この世に誰一人いません
今、出来ることを大切にしまよう!

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最後まで読んで頂きましてありがとうございます。

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