ニュースキンジャパン 子ども食堂「Kids Cafe」開設2年

延べ1133人の子供たちが利用

 
ニュースキンジャパン(本社東京、小林和則社長)が支援する子ども食堂「Kids Cafe(キッズカフエ)」が、4月1日に開設から2年を迎えた。
18年4月から19年2月末までに延べI133人の子供たちが訪れた。
1年目(627人)の約2倍の利用があったという。
 
キッズカフエは、子供たちの成長を応援するコミュニティスベースとしての役割を持つ場所。
十分な食事が取れないなどのサポートが必要な子供だけでなく、誰でも無料で利用できる。
セカンドハーペスト・ジャパン(所在地東京、チャールズE.マクジルトンCEO)が運営する。
施設の設置や運営には、ニュースキンジャパンが資金を支援。
多くのボランティアも協力している。
 
2年目は、食事を提供するだけでなく、ミキサーを使って自分でフルーツジュースを作ったり、クッキーにデコレーションをして、大切な人のためにプレゼントを作るなど、自分で食べる物を準備すること、誰かのために作ることを体験することで、食べる楽しみや食べ物の大切さを感じるきっかけ作りを進めた。

このプログラムによって、年齢や国籍が違う子供たち同士が自然と一緒に楽しみ、保護者にとっては子供の成長を発見する場になっている。
 
年間を通じて毎週木・金・土の運営を継続する中、子供たちや保護者の紹介、台東区のソーシャルワーカーからのつながりにより利用者が増えたという。
      
曜日ごとに、絵本の内容に関係するものを作る「つくる絵本の時間」や、宿題やお絵かきなどをして過ごす「静かな時間」、多国籍ボランティアによるいろいろな国の文化を学ぶ「発見の時間」など、学習支援や子供たちが楽しめるさまざまな体験・交流プログラムを実施している。

ネットワークビジネス誌6月号より

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